2021年の8月中旬頃に本が出ます。
https://www.sekishobo.com/eiip/

特設サイトから紹介文を以下に引用します。
1972年2月26日、大雨で鉱山ゴミのダムが決壊し、アメリカ・ウエストヴァージニア州の炭鉱町バッファロー・クリークは、黒い水にのみこまれた。死者125人、住民の8割が家を失った未曾有の人災は、コミュニティの崩壊をもたらし、生存者たちの心に深いトラウマを残しました。
本書は、被災者への膨大なインタビューと綿密なフィールドワークで、被災地における「集合的トラウマ」の輪郭を描き出した古典として、約50年もの間、読み継がれています。
訳者は、大阪大学大学院で災害学を学んだ、翻訳開始当時20代の研究者たち。被災地で活動する中で、非当事者としてのかかわりに悩んでいたとき本書に出会い、被災者の空白を丁寧に読むことで聴ける声があると気づきます。
東日本大震災から10 年。50 年前のアメリカの災害被災者の記録が、コロナ禍の現代を生きる私たちに訴えかけるものとは。
台風シーズンを前にぜひ手にとっていただきたい、示唆に富む一冊です。
50年前に書かれた本とは思えないほど、今の日本の状況のようです。ぜひお買い求めいただけますとさいわいです。
https://yukatakamatsu001.stores.jp/items/60daa86a0850a06435fb89a1